息子に合う教材を探していてネットで見付けました。でも・・・

投稿者: | 2018年1月1日

Q:中学2年生の息子に、『英語の女神』をやらせようか検討しています。息子は英語が得意科目でしたが、中2の1学期に成績が4に下がりました。息子に合う教材を探していてネットで見付けました。でも、ページ数が多くて驚きました。普通の問題集の5,6倍はありますよね。こんなに必要なんでしょうか。同じような問題が何度も出てきて、くどい気がします。しかも過去形の勉強の所に現在形の問題が入っていて、やっている本人は混乱しそうです。もっとすっきりした形にならないでしょうか。

 

A:このテキストは、『英語の天使』(中1の文法) 716ページ、 『英語の女神』(中2の文法) 477ページ、『英語の神様』(中3の文法) 380ページです。トータルで1,500ページを超えます。中学の英文法を扱ったテキストでこれだけのページ数を持つ教材はおそらく他にはないと思います。また、文法は学年が上がるにつれて難しく、複雑になっていきますが、ご覧の通り、ページ数は減っていきます。

まず、なぜこれだけのページが必要なのか説明させて頂きます。

この文法シリースは、勉強が得意でない子供達のためのものです。学校の英語の授業では理解できず、市販の参考書や問題集を駆使しても「英語が分からない」という子供達が、「なるほど。そういうことなのか。分かる、分かる。」と納得しながら学習できる教材を目指しました。説明文は、『できる限り丁寧に、易しく』をモットーに、問題(設問)は、説明文が理解できたら誰でも解ける簡単な練習から始めることに配慮しました。まず子供達に自信をつけてほしいのです。当然問題数は多くなります。同じような問題を何度となく解いていくうちに自然に身に着いていく、このことに心がけました。

次に、1年生より2年生が、2年生より3年生が、ページ数が少ない理由を説明させて頂きます。

『英語の天使』(中1の文法)は、初めて英語の世界に入る子供達を対象にしています。英語の「え」の字も知らない子供達への説明は、ゆっくり丁寧なものになります。彼らは学習の階段を上るのでもなく、勾配のきつい坂道を駆け上るのでもなく、ほぼ水平に近いスロープをゆっくり歩いて行きます。たっぷり時間をかけます。

『英語の女神』(中2の文法)に取り組むころには、彼らはすでに、『説明文をしっかり読んで理解する。全問正解になるまでその単元をやり続ける。』という学習のスタイルを確立しています。文章を読み、内容を理解する能力も備わっています。従って、新しい文法もすぐに理解できるようになっています。例えは、2年生で学習する過去進行形。これは1年生で習う現在進行形が完璧に理解できていれば、容易にマスターできます。

『英語の神様』(中3の文法)を学習する頃には、彼らはある意味、「英語の職人」になっています。取り組み方・容易にマスターできないときにはどう対処すればよいのか、すべて分かっています。成長した彼らに、『英語の天使』のような手取り足取りの学習は必要ありません。

最後に、なぜ『過去形の勉強の所に現在形の問題が入っているのか』を説明します。

簡単に言うと、よりしっかり過去形を学習し、身に着けてほしいからです。例えば、「男性」を理解したいとき、どうしますか。「男性」ばかり観察し、理解しようとしても限界があります。「男性」と相反する「女性」の行動・仕草・ものの考え方・感じ方を知れば、「男性」をよりよく理解できるはずです。識別です。

過去形は、現在形と比較し、その違いが識別できれば、よりしっかりとその知識は定着するはずです。

『英語の神様』で学習する「過去分詞の形容詞的用法」は、過去分詞を用いた文法「受動態」や「現在完了形」との識別が絶対に必要です。このような理由で、1つの文法学習には他の文法の学習を意識して入れてあります。

 

『英語の天使』・『英語の女神』・『英語の神様』は、英語が得意なお子さんには適さないかもしれません。

英語の教材は、世の中に星の数ほどあります。お子さんに合う教材が見つかることを願っています

 

カテゴリー: Q&A

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